141文字目。

2階6列22番

戻れない場所で 今日もその続きを歌ってる

これが関西ジュニアだ。何度もそう思った。懐かしくなった。そういうあけおめだった。

 

4年ぶりの関ジュあけおめ。WESTが抜けてから今の体制になって、やっと掴んだ城ホ公演。

大所帯だと思っていた関西ジュニアも気づけば総数40人弱になっていて、部活みたいな家族感がより一層増していた。

 

 

何年前だかも思い出せないくらい大昔の城ホ公演、確かあけおめではなくて、3月か5月か7月。なんかやたら城ホやってた頃。立ち見ワンコイン。グッズ午前中にSold Out

あの頃も兄と弟とその他、に分かれていて、兄組担と弟組担のおたくは仲がクソ悪くてw、こっちはこっちでデビューに焦ってたし、焦りの中で勢いよく下が迫ってくる恐怖とかも感じてて、下は下で「上が詰まってるからはよどけや抜いてくで」みたいな空気があって、一つの公演やっててもまじで全然溶け合わなくてぶった切り構成だった。おたくはとにかく仲が悪いのでw、自担が出てないならつまんない、ていうスタンス。重岡くんがじわじわセンターになった頃、ゆまWESTの方が優遇されて出番が多くて、ボイコットみたいにBBV担は座ってた。超性格悪い。w

BADBOYSもベテも優馬7WESTも本人たちは普通に仲良くしてたけど、今よりもずっと先輩と後輩って感じだったし、何よりユニットがあったからユニを超えて交わるのはなかなか難しかった。みんな10代とかハタチそこそこだったし、デビュー争奪戦だったから。

あの頃も理不尽なことは日常茶飯事たくさん起きていて、なんでどうしてってたくさん悔しい思いしたけど。

 

 

何年ぶりだろう、思い出せないくらい久しぶりに、彼らの上にいる大人のことを嫌いになった。

そうだったこれが関西ジュニアだ。そうだったこの人たち生きてるだけで理不尽連れて来ちゃう人たちだった。

 

出番の少なさとか格差がどうとかそういうことじゃなくて。いやそれもそうなんだけど。

愛されてないなって思ってしまって。4年ぶりの念願の公演でこれを作った大人はたぶん今の彼らに愛情はない。

今はあの頃じゃない。今これを平気で作るような大人が今の関西Jr.の上でおそらく現場を仕切っていてかつ彼らの意見は通らない(もしくは言わない)環境なんだろうなと思ったら悔しくて虚しくなった。ある程度の選曲(ソロとか)は普段から自分たちで決めてると思うけど大半はたぶん大人が作ってる。パンフもクレジットもないから知らんけど、でもたぶん、大枠の決定権は彼らにはない。城ホ公演ならなおさら。

 

あけおめがクリパの焼き直しで組まれるのは太古から続く無言の掟なのでそれはいい、クリパから外されてる以上あけおめの出番が少なくなるのも理解できる、兄と弟それぞれがクリパ発表会するのもわかる、ユニットがそもそもないのだから分裂もクソもない、それもわかる、わかるけど、

やっと(ほぼ)全員集合したステージだったのになんでわざわざ引き裂くみたいな構成だったんだろう。せっかくユニットもなくて大きなひとつのかたまりなのになんでわざわざ交わらないようにしたんだろう。

なんのためにクリパを兄弟分けて、ツアー組にエイト回らせて、なんのために今集結したんだろう。

なんで全員でロマンティックできなかったんだろう。なんで一緒にエスパーしちゃいけなかったんだろう。なんでMCフリートークさせてもらえなかったんだろう。なんで初日の初回だけあんなへたくそな曲の並びだったんだろう。全部不自然だ。

 

 

あの頃とは違う。おたくもメンバーも仲良いし、ユニットもない。人数も少ない。37人みんな横並びでいてほしいとか括りを崩さないでほしいとかそういうことではなくて、変わっていく途中経過だったとしても、妙に大人の力がチラついて不自然だったと思う。あの場に彼らの意志はあったのかな。

手を繋いで歩いていくことはそんなにいけないことなのかな。

 

 

変わってゆくって分かってたあの日

僕ら 走れるだけ駆け抜けた

強がってさすらって 戻れない場所で

今日もその続きを歌ってる

進んで 迷って 立ち止まる時

君の声が道標になる

 

 

春はどんな関西ジュニアになってるだろう。

 

 

 

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行けなかった兄公演の見たかったものも見れたし弟公演ももっかい見れたし新曲はシャブだしトータル楽しかった。

セトリとか細かい修正で結局最後まで変更重ねてたけど、化粧が馴染むみたいにじわじわまとまっていく4公演だった。

1公演目とオーラスじゃ見方も受け取り方もだいぶ変わったから、最後まで入ってよかったなと思う。

 

康二の「2018年、かかってこいや!」で始まるBring it onがめちゃくちゃかっこよかったし、メインステにずらっと横並びで踊るビグゲもすきだった、猫中毒のセットの照明が可愛くて細かいところまで凝ってもらってすごいなと思ったし、各ソロでペンラの色が変わっていくのはデビュー組みたいだった、4公演でどんどん楽しくなる関西アイランドを踊りながら曲は育つなあと思ったし、双眼鏡なしで全体像眺めてるだけでも満たされて改めてこの組織が丸ごと好きだなと思った。

 

きっとここからまたはじまっていくんだなと思ったので残します。数年後にそんなこともあったねって役に立つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

余談。

ツイッターに書くほどでもないけど適切な記録場所がないのでここで。

3日の夜に好きになれそう候補の人をふたり作った。

ひとりは、何年か前にかわいいなって思った人で、今回よくみてみたらやっぱり仕草とか行動が可愛くて、踊りも手の使い方が割と好きだったからおおおいけるかもと思ったけど手以外のダンスに情緒がなくてだめだった。

ふたりめは、前に松竹で顔だか髪型だかが似てるなって思ったことあるなって思い出したので見てみたら、かっこいい系のダンスがわりと好みでおおおおおこれはあと1年くらいしたらいい感じにいけるのではと思ってワクッとしたけどそれ以外がハマらなかった。

37人もいるのに一人も好みの動きで踊ってくれない上にそれをむりして好きになろうとして双眼鏡構えてるのがだいぶ消耗したので(精神的よりなんか体力的に削られた)、もうつかれた!やめる!もういいややめた!!って啖呵切って好きな人作りは終了しました。ちゃんちゃん