141文字目。

2階6列22番

混ざり合う時の色を 願わくば君とみたいだけで

 

イエーイ!!君を〜好きでよかったー!このままずっとー!ずっとー!死ぬまでハッピー!!バンザーーーイ!!!君に〜会えてよかった!!って感じなので新規の初期衝動を残します。

 

 

DISH//に出会って1ヶ月が経ちました。

 

経緯。1月末に「サヨナラまでの30分」を観て匠海の歌がとてもよいと褒めたらなぜかフォロワーにいるスタダの女に即現行犯逮捕されその場で勢いよくダイマを受け猫(19春)と愛の導火線(18忘年会)を見せられ元気なおたくでとてもいいですねなどと感想を提出しDISH//のプレイリストを作ったり匠海のインスタをフォローしたりなどして満足した。

5月、ステイホームが長引きHOMEDISH//のおうち演奏企画というのをやってるよと匠海がストーリーで毎週おしえてくれたのでなんとなく毎週見るようになる。3週目、なんかこの金髪の人ばかり目に入ってくる気がする(全員金髪ということに気づいてない)。お家でお皿を見る。やっぱり左から2番目のひとがかわいい気がする。 Shape of LoveのMVを見る。やっぱり顔が可愛い気がする。1月にもらってた愛の導火線を改めて見る。えっこんなかっこいい人いました???Premium Studio Liveを見る。

落ちた

ようやくいま全員金髪であること、ここまでずっと一点定点で見てたことに気づく。完全にギターの人がヘキ。とツイッターに書いたら鍵垢なのに山ほどスタダの女がマシュマロに集結して怒涛のダイマを浴びた。すごかった。どさくさに紛れて超特急とスパドラも飛んできた。すごかった。「立ち位置最前でピンクのペンラ握りしめるおたくを飼っている」エッヤダめっちゃすき、、、///。片っ端から映像を見て丸1日DISH//のこと以外何もしない日が1ヶ月続いた。DISH//に出会わなければこの1ヶ月何をして生きていたのかもう見当もつかないくらい溺れた1ヶ月だった。新規、マジ、超たのしい。

 

 

DISH//の好きなところ。自己肯定が強いところ。自分たちのライブをみて「楽しそう!」「嬉しそう!」「かっけえ!」「すげえ!」「俺もDISH//のライブ行きてえ!!」。楽しそう、だけじゃなく嬉しそう、と表現するところがめちゃくちゃ好きだ。感情を刻んできた人の言葉だ。この自己肯定は「ここの誰々いいよね~」「わかる!」「俺この誰々めっちゃ好きー」「わかる!!」と、3に褒められた1が自分を認める×4、という構図で出来上がっている。1が4集まって100になったグループ全体の自己肯定がとても素敵だ。推しは個人の舞台のインタビューで「ぼくなんかが演って申し訳ない」という発言をしていた。きっと本来は無理やり自己暗示をかけて鼓舞しないと俺を上げられない人で、3人が褒めてくれるから俺カッコイイ!俺イケてる!と思えるようになったのかもしれない。つくづく「正気」な人だなと思う。

先日のMステ後、ひどく落ち込む匠海を3人は笑い飛ばして「超かっこよかったよ」「快挙だよ」「生歌の良さ出てた!」と声をかけていて、起こったことに対して「そんなことないよ」と否定でなぐさめるのではなくそれも含めてよかったよと包んであげているところがとても好きだった。誰かの悲しみに溶け合って一緒に悲しむのも優しさだけど、寄り添って肯定してガハハと笑い飛ばしてあげるのがDISH//で、ずっとこの戦法で戦ってきたんだろうなと思った。大丈夫、と思った。それだけで愛するに足りた。明るい柊生と優しい大智くんと寄り添う昌暉、の構図、ほんとにほんとにあたたかかったしそれに対して「バンドってすごい。一人じゃ何にも出来ねえ」と返す匠海、あまりにも美しくないですか。匠海がもらったMステのティッシュを「3こしかないから3人に1個ずつあげるよ」と言ったとき、こんなに理想通りのオタクの妄想のような言葉が現実に出てくるのかとめまいがした。しかも実際すぐあげていた(柊生インスタより)。春ツアー生配信の猫は完全にこの日のアンサーになっていた。去年推しが病欠したライブの時も「ちょっといいライブしちゃった(テヘ)!昌暉ごめん(テヘ)!昌暉の分までいいライブしちゃったわ(テヘ)!」というふざけたテンションの動画が残されており、「お前がいないから足りなかった」と言うのではなく「お前の分まで倍楽しんだ」と言える強さ、ずっと一貫しているのだと思う。『涙こぼれそうな切ない夜でさえ 笑い飛ばせ心の底から』を地で行く人たちだ。

DISH//の好きなところ。楽しそうなところ。今どき仲悪いグループなど滅多にいないだろうけど、それにしたって勝手に楽しそうなのでほっとする。FC内にある大量の動画には、高確率で4人で笑い死んでいるシーンがある。マジで勝手に遊んで勝手に笑い死んでいる。この仲の良さの気持ちがいいところは、プライベートで毎日遊んでいるようなベタベタさを全く感じない、あくまで仕事相手として、幼馴染として、戦友としての関係性を感じるところ。「解散を考えてたときに俺たち仲良かったんだなって気づいて乾杯という曲ができた」というエピソードが全てだと思っていて、匠海の「最近の笑った思い出は全部DISH//」も4人をよく表していると思う。この人が一番、グループを必要としている気がする。口に出さないけど『サンキューそんでアイラブユー』そのままのひとたちだ。

DISH//の好きなところ。過去を消さないところ。ただでさえ充実しすぎているFCサイトのコンテンツほぼすべて、初代4人時代や5人時代のものも残されている。消されたものもあるのかもしれないけどパッと見ほとんど残してあると思う。すごいことだ。クリーンに去ったわけじゃない人のこと、こんなになかったことにしないでいられる組織はなかなかない。

DISH//の好きなところ。マネージャー通信に感情がありすぎるところ。あの温度でああいう文章を書いてくれる人が一番近くにいてくれること、オタクとして運営に対する信頼がすごい。

DISH//の好きなところ。チーフマネージャーと現場マネージャーの顔とフルネーム普通に出してくるところ。なんならイベントの司会とか普通にする。

DISH//の好きなところ。中華といえば酢豚、で気合いが入る意味の不明さ。

DISH//の好きなところ。左からバカ・バカ・そこそこ・秀才、のバランスの良さ。

DISH//の嫌いなところ。お立ち台がステージキワキワすぎ。こわい。滑って落ちそう。せめて野外はもうちょい下げて。現場でヒリヒリしちゃう。匠海も滑ってるし推しは血だらけになったしもうまるごとマットレスみたいなので包んで(過保護)。

 

 

新規2ヶ月目の今のわたしはDISH//のことを「高3」だと思っている。小学生かと思うほどはしゃぐ姿は子どもそのものだけど、とっくに大人に足を踏み入れていて、びっくりするほど背中に重めのリュックを背負っている。半年見逃したらもう全然知らないひとになってしまうような刹那さはまさに高校生で、実際、19夏のコニファーから20正月のパシフィコまでの半年間で突然別人になったように思う。個人としてもユニとしても急に纏っている温度と放つ色が変わった。急に大人で、急に重さがあって、いい意味で残っていた幼さやアイドル性が突然取れた、気がする。知らんけど。ジャニーズジュニアがある日突然顔つき変わって男児から男子に、男子から男性になっているような、アレ。2018年のDISH//は常に後ろに崖が見えていて、止まったら死ぬ、一瞬でも振り返ったらもう進めないと顔に書いてある。この特有のギザギザ感はよく知っている。19春くらいにようやく落ち着いたんだろうなという顔をしていて、コニファーで何かしらがひとつ完結した、と感じた。体育祭や文化祭が終わったような、それが第何章の完結なのかは、わたしには到底わからないけれど。

このまま4人ずっと一緒にバカなまま歳をとっていける気がするし、明日突然いなくなってしまっても驚かない不安定さも感じる。何もかもが最後の青春の高3の夏、みたいなエモさがDISH//にはある。子供と大人の半分ハーフ、ちょうどど真ん中。

 

中学生からアイドルであることを強いられてきた男子がアイドルのまま成人を迎えることの難しさはよく知っている。DISH//は、長い道のりの中でアイドルからバンドになった。「バンド」になっていなければ今こうして出会えなかった気がする。知らないけど、そんな気がする。「ギターを楽しいと思ったのは大智が入ってきてから」という発言がとても衝撃的で何度も反復してしまう。バンドに憧れてバンドになりたくてアイドルを頑張ってきたのだと勝手に思っていたけど、興味がないのにギターを持たされて好きでもないのにギター担当になってやりたくもないのに下手だと怒鳴られて意志もなく弾かされていた時期があったのかもしれない。

自分が商品として消費されていることにとても自覚的で、全てに冷静な意識があって一番「正気」で矢部昌暉をしている人だと感じるからもっと捨ててもいいのにと思ったりもするけど、きっとすでにそれなりの数捨ててきた状態なのだろうし、それは私の知らない過去の積み重ねで意識的に造られた手段なのかもしれない。昔の重岡くんみたいな人だなあとよく思う。

似てるな、と思うことは他にもたくさんあって、人の好みは変わらないんだと実感する。私の愛した組織は「盛り上がれんのか!」\俺ら次第や!/で気合いを入れる人たちなので、根本的な精神に同じ匂いを感じるのかもしれない。『見覚えのある香りなんだよ 抱きしめたくなる衝動なんだよ』だ。

 

DISH//そのものは「なんかギター持って踊るアイドル中学生が出てきた」の薄い記憶で止まっているので本気のバンドになっていたことにとても驚いたし元が子どもなので年月経ってもまだ若いところにも驚いたし俳優の北村匠海がこんな顔で気を許す場所があることにも驚いた。おとなしそうで大人びた俳優だと思っていた人はおっきく見積もっても小2だった。おとなしい?わろてまうわ。1歳半くらいの時あるわ。でも、好きなんだろうなと思う。DISH//のこと、誰よりも必要で、安心する居場所なんだろうなと匠海を見てるときが一番思う。忙しすぎて「自分は機械かなと思ったこともあった。機械だと思った方が楽だった」とまで言った人が、どちらかを捨てることもないがしろにすることもなく鬼のような数の映画を撮りながら鬼のようなライブ数こなしてきたの、どう考えても正気の沙汰じゃない。どちらか、どちらも捨てることだってできただろうに、「機械」になるほどの状態では取捨選択の思考回路もなかったのかもしれない。そんなときにこの自宅待機の2ヶ月間が舞い込んで、たくさんのものがリセットされて「よりDISH//を愛せるようになった」と話す北村匠海を抱きしめてやりたくなった。誰よりも腹抱えてドッタンバッタン身体揺らして仰け反ってでかい口開けて大声で笑う匠海を見ると何も知らないのにほっとする。母か?

 

 

いつまで興味を持っていられるかはわからないけど10周年に間に合った自分を褒めたいし、あの運営は10周年に夢の横浜スタジアムを用意している運営だと思っているので、そこに立ち会えたらいいなあをいったんの目標に設定している。何に間に合ったのかはわからないけどギリギリ滑り込みで「間に合った」という感覚が出会ったときから強くある。

DISH//は今、このバズりの波を掴むと思う。次に満員の現場が開く頃、もうキャパ500のライブハウスにはきっと戻れない。ぎゅうぎゅうに詰め込まれたライブハウスツアーをするDISH//に私は出会えないかもしれないけど、もっともっとその先で天を仰ぐDISH//を見てみたい。

 

何年後かにこの文章を読んで「新規マジ知ったかぶりで見当違いなポエム書いててウケ~~ww」って言えてたらいい。一瞬で飽きたらそれはそれでネタにする。たのしみだ。

 

 

メジャーデビュー7周年おめでとう。これからよろしくね。

メジャーデビュー日とインディーズデビュー日と結成日が全部別なの、ややこしいです。(文句